ラグビー鑑賞の楽しみ
私は、現在76歳ですが、ラグビー鑑賞を楽しみにしております。
高校3年生までラグビー部に所属していたため、その楽しさ、苦しさなどを身をもって
経験しております。
花園の第1グランドでプレーしたこともありますし、厳寒の正月ラグビーもふるえなが
ら鑑賞したことも有ります。
日本ラグビーが国際試合でみじめな敗北を続けていたころは、次第に関心も薄れていま
したが、前々回のワールドカップで日本が南アフリカに勝利した感動の試合以降は、再
びラグビー鑑賞の楽しみが回復しています。
私がラグビーを見るスポーツにしたのは、40歳ころでした。
大手前高校ラグビー部の現役とOB戦の招待に応じて参加したところ、動きの速さ、あた
りのごつさ、しんどさについていけず、ゲームが終わるころにはこれ以上やっていると
いつか殺されると強く思い、ラグビーをするスポーツから見るスポーツに切り替えたん
です。
ちなみにその後、するスポーツは、硬式テニスにし、55歳ころからテニスもしんどく
なってからはゴルフをするスポーツに切り替えました。
最近のラグビーは私がやっていた50数年前にくらべてかなり違ってきています。
体も大きいものでなければ通用しないほど激突シーンが多く、ゲーム中断の弊害の多か
った無駄なタッチキックが少なくなり(タッチキックは、ゲームを中断することから体
力の一時温存効果がありましたが、今ではゲームの継続が重視され、その分スタミナの
レベルが格段に強化されています)。
私は、楕円形のラグビーボールと戯れたいと思いますが、最近気づいたのは、パスの方
式が変わってしまっているということです。
昔はボールを回転させないストレートパスが当たり前で、今のようなボールを回転させ
てするスクリュウパスは練習したこともないため全くできないことに気づきました。
そこでいつからスクリュウパスが一般になったかに興味をもってネットで昔のゲームを
見るようにしていますが、いまのところ1990年代では、ストレートパスが主流のよ
うに思えます。
ともあれ現代ラグビーの、スタミナにあふれるスピードと激突、ゲームの継続性がルー
ルの改正によっても実現したことにも深い興味をもって楽しんでみております。